出版の経緯


※随筆春秋メールマガジンの写しを掲載しました。


読者の皆さま


―この場をお借りいたします。


随筆春秋会員の白佐俊憲さんが電子ブックを上梓しました。

あわせて、製本版も出版の運びとなりました。


・白佐俊憲さんプロフィール(随筆春秋「会員の部屋)

https://zuishun.net/iinahekisui/#1


随筆春秋のテリトリーではありませんが、細々とお知らせ

いたします。


私、正倉一文が、白佐俊憲さんの学校の後輩にあたること

から、書籍制作のサポートをさせていただきました。


タイトルは、

「遠友夜学校の遺産はどう伝承されたか」

―新渡戸稲造の夢を未来へつなぐ年譜―

https://enyu-research-by-iina.amebaownd.com/

※上記URLより、電子ブックのダウンロード、 製本版の

注文が可能です。関連する様々な情報も掲載しています。


遠友夜学校というのは、新渡戸が、明治期に私財を投じて

札幌市にこしらえた、夜学のことです。終戦直前の昭和19

年まで、およそ50年にわたって、その使命を果たしました。


この秋にはドキュメンタリー映画「新渡戸の夢」という映

画が公開される予定です。


現在の日本では、新渡戸稲造は、教育者として知られてい

ます。5千円札の人物としてご存じの方も多いのではない

でしょうか。


◆大隈重信は―、早稲田大学に全力を注ぎました。

◆福沢諭吉は―、慶應義塾大学と向き合いました。


◆新渡戸稲造は、さまざまな大学と関わっています。


・札幌農学校(現在の北海道大学)

・東京帝国大学(現在の東京大学)

・東京女子大学

・東京女子経済専門学校(現在の東京経済大学)

・京都帝国大学(現在の京都大学)


新渡戸稲造は、これらの大学で教鞭をとり、また、大学の

運営にも関わりました。彼は、近代日本社会に必要な人材

を育成することに尽力し、また、日本の大学を国際的な大

学にするためにも腐心しました。


・恵泉女学園の創立者である河井道にも影響を与えました。


随筆春秋メールマガジンの読者の方々もぜひ1度、ご覧に

なってみてください。


「遠友夜学校の遺産はどう伝承されたか」

―新渡戸稲造の夢を未来へつなぐ年譜―

https://enyu-research-by-iina.amebaownd.com/


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事務局長

   正倉一文

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遠友夜学校の遺産はどう伝承されたか 初版・第2版(増補版)

※写真は、北海道大学第2農場のモデルバーン(模範的畜舎) 本書は札幌に誕生し終戦近くまで50年間存在した遠友夜学校の歴史と、閉校後の精神の伝承過程を追いかけた年譜。遠友夜学校閉校後の資料の収載に重点を置いている。ガイドブックの役割も果たす。

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